2015/04/08

春。立ち直りは少しずつ

桜は先日の雨で散ってしまいましたが、代わりに桜色の絨毯が広がっていました。

さて、桜の季節は新生活の始まりですね。不登校、ひきこもりのこどもにとっても春は一念発起をするのに絶好の機会です。気合いを入れて、学校に行ったり、勉強を始めたり、不登校から立ち直るための行動をとる子も多いと思います。それはとても良いことです。是非とも親御さんはその頑張りを応援してあげてください。

立ち直りを張り切り過ぎると知らないうちにヘトヘトに

しかし、両手放しでは喜べません。今までは家にいて活動量が低い状態でした。しかし、急に動き出して活動量が増えると、心も体もその変化についていけずに、すぐに疲れてしまう恐れがあるのです。加えて、張り切るあまりに、疲れに気づかないこともあります。気づいた時にはもうヘトヘトで、ちょっとした出来事で、再び不登校に逆戻りということもあり得ます。そうなると、「やっぱりダメだった」と取り戻しかけた自信を再びなくしてしまうかもしれません。

張り切りすぎは注意が必要です。再スタートを切るときは、無理のない事から少しずつやっていくことが大切です。リハビリと同じ考えですね。

本人だけでは気だけが急いて、突っ走ってしまいがちです。それでは、なかなかスモールステップな立ち直りは望めません。親御さんを含めた周りの方たちは、その子の体調に気を配りつつ、時にはクールダウンを促しながら、本人を見守ってあげてください。


へ進む
へ進む
 
 

ブログランキング参加中です

少しでも多くの方に読んでいただけたら幸いです。
↓↓クリックのご協力よろしくお願いします。