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中退した高校の最寄り駅に偶然降り立ちました。 |
偶然にも、その病院の最寄り駅が、僕が卒業できなかった高校の最寄り駅と同じでした。
駅はすっかり改修されていて当時の面影は残していませんでした。しかし、ホームから見える大きなパチンコ屋はそのままで、何だか懐かしい気分になりました。
駅から病院への道は、高校への道とは反対方面で、勉強と部活で忙殺されていた当時は一度も歩いたことがありませんでした。病院への道は意外にもゆったりとして広々としていました。
当時は学校の周囲を散策する余裕もなかったのだと改めて思いました。
高校をやめて後悔はしていませんが、どうしたらやめずに済んだのだろうかと考えることはあります。
高校生の時は、できない自分をみるのが恐かったのだと思います。試験や試合で自分のできなさが露呈することを過度に怖れていました。
評価されて傷つくくらいなら、評価される場から逃れてしまおうと学校を休み始めました。
完璧な人間などいないはずなのに、思い通りにならない不完全な自分を受け入れることができなかったのです。
ダメな部分や弱い部分があってもいいんだ、それが自分なんだと、自分を受け入れることが出来ていれば、学校をやめずに済んだのだろうと。
のんびりと学校の近くを歩きながら、過去を思い返しました。
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