精神科医を目指すしろくまですが、研修中は様々な診療科をローテートしていて、6、7月は救命救急センターで仕事をしました。
今話題の「コードブルー」の世界ですね。
すぐに治療しなければ死んでしまう患者さんを受け入れ、全身状態を立ち上げる救急現場は、一見、精神科と真逆な世界に位置すると思われます。
しかし、そこに運ばれてくる患者さんは大量服薬、飛び降り自殺企図、焼身自殺企図など、3割程度は精神科患者でした。
※「ブラックジャックによろしく」でも描いてありますね。
未然に防ぐ方法は何かないのでしょうか。救急医療から精神医療を考えるよい機会となりました。
さて、救急医療にのめり込んだ2ヶ月でしたが、段々と高校時代の部活を追体験しているように感じました。
叱られながら技術を身につけていく初療現場は、厳しかった稽古を思い出しました。
診療が落ち着いた後の気さくな会話は、部活後のそれに通じるものがありました。
確かな技術と判断力で引っ張る上級医の姿は、試合で勝ち進んでいく憧れの先輩に重なりました。
厳しさも愉しさもチームで共有し、クリティカルな状況を乗り越えていくイメージは、まさに高校時代の部活動のようなものでした。
救急科のローテートを終えて、高校時代にやり通せなかった部活をやり通せたような充実感を覚えました。
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