2017/06/26

【夏期講習】わかった気にならないように

夏期講習を受ける際の注意点

電車に乗っても、テレビをつけても、この時期になると予備校の夏期講習の宣伝ばかりですよね。

受験生のみなさんはどの講座を取ろうか、と考え中のことと思います。

そこで、夏期講習を受ける際のポイントと注意点をしろくまなりに考えてみました。

夏期講習を受ける意義

まず、夏期講習を受ける意義は何でしょうか。

  • 苦手科目をつぶす
  • 得意科目をのばす
  • やる気を出す
  • ペースメーカにする


苦手をつぶす/得意をのばす

短期集中型の講義は、苦手科目や得意科目を鍛える機会としてもってこいですね。

人気講師の授業は、自習では気づきにくいアイディアやメソッドをたくさん教えてくれます。

例えば、世界史のごちゃごちゃした近現代史に苦手意識を感じていたしろくまは、歴史を身近な例でたとえる、代ゼミの諸岡先生の夏期講習を受けることで、知識をスッキリと整理することができました。

やる気↑

さらに、人気な塾講師はやる気を出させるのも上手ですよね。

上述した諸岡先生の授業は、常に現在の国際社会問題に目が向けられて、その問題のルーツが歴史にあり、だからこそ、歴史を学ぶ必要があると熱く訴えかけられました。彼の授業を受けるともっと世界を知りたくなって、自然とやる気が引き出されていました。

ペースメーカー

また、夏期講習はペースメーカーにもなりますね。夏休みは時間の区切りがつけにくく、だらだらと過ごしてしまいがちです。

夏期講習を受けることで、1日の生活にメリハリがついて、スケジュールが立てやすくなります。

しろくまは、週に2コマ程度受講し、空き時間で講習の予復習をしたり、問題集を解いたりしていました。

注意点

このように夏期講習を受ける意義はたくさんあります。しかし、受講の際は以下の点に注意してください。

  • わかった気になる
  • 演習時間が足りなくなる


わかった気になる

面白い講義を聴いていると、どうしてもわかった気になってしまいます。
わかると解けるは違います

しかし、解説がわかるということと、問題が解けるということはステップが違います。

解けるには演習が必要

授業を聴いただけでは「わかるようになった」段階に過ぎません。

解ける段階にステップアップするには、夏期講習で取り扱った問題を自力で完答できるまで繰り返し演習する必要があります。

欲張らない

となると、演習時間を確保するために、夏期講習は取りすぎないようにしたいですね。目安としては、授業時間と同じくらいの演習時間を確保したいものです。すると夏期講習は1日2,3コマを上限にしたほうがよいでしょう。

しろくまは一度に受ける夏期講習はなるべく2コマに押さえて、復習など演習する時間を多く確保するようにしていました。

夏期講習を復習する際のポイントは、先生が解説した通りに自分が解説できるまで繰り返し演習することです。

繰り返しの演習は、労力を要しますが、それだけ実力はつくはずです。

みなさんの夏休みが実りあるものとなるように願っています。

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