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「無理矢理登校させようかしら」 |
しろくま:
無理矢理は良くないと考えます。親と子の信頼関係が壊れてしまうからです。本人は学校に行きたくない、行くことができないから家に居るのです。何も理由がないのに、学校に行かない子はいません。本人だって学校は行くべき場所と知っています。
「行くべきだけど、行きたくない」そんな葛藤に疲れ果てて、不登校という状態に落ち着くのです。
しかし、不登校になると今度は、「ダメ人間、弱い人間」と、自分自身に「落ちこぼれ」のレッテルを貼るようになり、自信もやる気も喪失してしまいます。このように不登校は疲れ切った子供たちのサインなのです。
そんな子供たちにムチを叩いたらどうなるでしょうか?まず、気力が無いのですから、動ける訳がありません。さらに、「どうしてこの苦しみをわかってくれないんだ」と、親御さんに対して不信感を抱いてしまうでしょう。
親A:
ではどうすれば良いでしょうか?しろくま:
こどもが不登校になったら、登校を刺激しないで、まずはゆっくり休めてあげてください。家は疲れた心身を癒すことができる安心な場所となれば、次第に自分自身と向き合う余裕が出来て、「このままではまずい」と自分から動き出してくれると考えます。
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2 件のコメント:
初めまして。こちらを拝見して涙が止まりませんでした。しろくまさんの不登校になったきっかけが息子とほぼ同じなのです。
遠回りしてもしろくまさんのように明るい未来があればいいなと少しだけ元気をもらいました。ありがとうございます😊
コメントありがとうございます。はじめまして、しろくまです。
ジョージさんの息子さんを思う心中をお察しいたします。
宿題を済ましていたこと、登校の3日前から塞ぎ込んでいたことから、息子さんの「行かなくてはいけないけれど、行きたくない」という葛藤を見て取ることができると思います。
初日に登校出来なかったことで息子さんは自分を責めているかもしれません。周りで見守るご家族の落胆も計りしれませんが、息子さんを責めず、励まさず、息子さんの気持ちに寄り添ってあげてください。
今は悩み深い日々が続いていることと存じますが、いつの日か必ず素敵な思い出に変わります。
息子さんの成長を温かく見守りください。
しろくま
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