しろくま:
勉強が遅れることは、親御さんにとっても、本人にとっても心配の種ですね。不登校の子ひとりのために学校は待ってくれませんから、置いてきぼりになったと思ってしまうと、本人は疎外感を覚え、自信や気力も失われてしまうかもしれません。親A:
では無理矢理でも勉強は続けさせたほうが良いでしょうか?しろくま:
無理矢理でも続けさせたい、と焦ってしまう気持ちをお察しします。しかし、無理矢理では勉強内容は頭に入ってきませんし、親御さんに対して不信感を募らせてしまう恐れがあります。不登校のこどもは「勉強をやっても仕方がない」「勉強ができない」「どこからやれば良いか分らない」など、勉強に対してマイナスのイメージを持ちやすいのです。そのマイナスイメージは疲れた心と体によって強められたものですので、無理に勉強をさせては余計に勉強を嫌に感じてしまいます。それとは逆に、疲れた心と体をたっぷりと休ませて、勉強に向かうだけの気力を養うことが重要と考えます。疲れが取れてきましたら、本人自身も今の状況に対して、絶えず焦りを感じていますので、自然と勉強をする方向に動き出すと考えます。
親A:
本人の疲れが取れるまで待つことが重要なのですね。勉強を再開したら、追いつくことは可能でしょうか。しろくま:
やる気や心の安定度によりますが、いくらでも取り返しは可能です。ただ、自分ひとりだけでは勉強のペースが掴みにくく、心の揺れ動きも激しいので、たとえば、不登校に理解のある家庭教師をつけて勉強面と心理面のサポートをしてもらうと、お子さんも心強いと思います。関連ページ
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