2016/12/11

ざっくり!高卒認定試験 英語の傾向と対策と解説

12月2日に平成28年度第2回高卒認定試験の結果が通知されましたね。 受験者は11,111人で合格は4,440人だったそうです。

しろくまも高卒認定

僕も10年くらい前に高卒認定試験を受験しました(試験会場は偶然にも東大の駒場キャンパス!)。当時は高卒認定試験に関して情報収集する余裕がなくて、傾向も対策も考えずに受験してしまって、当日、試験問題を開くまで不安でいっぱいでした笑

これから高卒認定を受ける人はそんなことはしないようにしましょう。少しでも相手を知っていれば、だいぶ安心して本番に臨めますからね。この記事では高卒認定試験「英語」の傾向と対策を平成28年第2回問題の解説を通して説明したいと思います。

半分ちょいで合格

平成28年第2回の英語は時間50分、問題数27問でした。合格最低点は非公表ですが、半分くらい取れれば合格できるようで、6割取れたら確実のようです。全部解けなくても良いと考えると気持ちがラクになりますね。

問題傾向

大問は以下の7問構成です。
  1. 会話文のアクセント
  2. 会話の穴埋め
  3. 単語の並び替え
  4. メッセージの意図の理解
  5. 短文の理解
  6. 論説文(グラフと表)の理解
  7. 物語の理解
全体を通して、単語のレベルは難しくなく、文法もシンプルです。単語帳は『速読英単語の入門編』を仕上げればOK、文法書は『安河内のはじめからていねいに』を理解しておけば十分です。


大問ごとの対策

第一問:会話文のアクセント

伝えたい言葉が強く発音される、というだけですね。

例題

  • Bさん:  red is cool(赤色がかっこ良い)
  • Aさん: gray is better(灰色がより良い)
AさんとBさんで色の好みが違っているのだから、BさんがAさんに伝えたいのは「色」ですよね。答えは”gray"が最も強く発音されます。

第二問:会話の穴埋め

会話って同じ言葉が繰り返されるんですよ。例えば
  • 「何、食べに行く
  • 「お寿司、食べに行こ
だから穴埋めの前後の文を見れば答えが書いてありますよ。

例題

  • A: Do ... you want to work for ...
  • B: ...I don’t want to (               )
空欄の前でwant to が繰り返されてますね。ということは空欄も同じ言葉が繰り返されているはずです。はい、答えはwork for someone elseです。

第三問:単語の並び替え

英語文のルールをわかってますかという問題です。例えば
  • 主語⇒動詞という順番
  • 動詞には型がある
    • 例えばgo はto などの前置詞とセットで使うなど
  • 形容詞は名詞の前につく
まあ基本的なルールが問われているだけなので、Forestなどの分厚い参考書は必要ありません。『はじめからていねいに』ぐらいの薄さで基本的なルールをマスターしましょう。


例題

  • 主語 he⇒動詞 went
  • 動詞には型がある:wentはtoとセット
  • 形容詞 wrongは名詞 placeの前につく
ということでhe went to the wrong placeが答えです。

・・・長くなったのでこの辺で一度切ります。どうですかちょっとは相手が見えてきましたか?後半戦は次回に続きます。

後半戦は(コチラ

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