2017/01/02

~後半戦~ざっくり!センター英語の傾向と対策

2016年度センター英語のざっくり解説の後半ですね(前半はコチラ)。もういちど構成を確認しておきましょう。

センター試験英語(平成28年度)の構成

  • 第1問(配点 14)
    • A 発音
    • B アクセント
  • 第2問(配点 44)
    • A 文法、語句、語彙
    • B 並び替え
    • C 二択で英文完成
  • 第3問(配点 41)
    • A 会話文の穴埋め
    • B 不要文選択
    • C 意見の要約
  • 第4問(配点 35)
    • A 図表
    • B 広告
  • 第5問(配点 30)
    • 物語
  • 第6問(配点 36)
    • 説明文

第4問A 図表

図表は先に読みましょう。図表は言いたい事を補強するために用いますから図表を読めば文章の目的が見えてきます。例えば、

グラフ1はアメリカにおけるオレンジの輸入先を示しています。

グラフ2は「オレンジの輸入と国内生産の季節変化」を表しています。おそらくこれについて書かれている文章なのだと推測できますね。さらに言うと、どちらのグラフにもimportという言葉が使われている点に注目です。importという単語はこの文章のテーマ(目的)を考える時は外せない言葉と想像つきます。

ちょうど問3では文章の目的が問われていますね。

はい、importという単語が入っているのは選択肢3だけですね。

第4問B 広告

広告問題は先に問題文を読んで、アンテナを張っておくことが大事ですね。例えば、

この問題文では、年齢やスケジュールにアンテナを張ってから広告本文を読んでみましょう。

第5問 物語

物語も先に問題文を読んでおくと、どこに注意して本文を読めばよいかわかりますよ。例えば

この問題文からは、「両親と先生が未来を心配する」場面に注意しようと方針が立ちます。

実際に本文を読んでいくと3段落目の最後に「成績が下がって、将来を心配する両親と先生」が描かれていますね。

第6問 説明文

Bで段落の内容をまとめてくれているので先に読んでおきましょう。ここで何について書かれているかはわかります。

「オペラの現状」について書かれているようですね。

因みにBの問題を解くときは、「説明文において段落の内容の中心は段落の一文目に述べられやすい」ことを意識するとよいですよ。

例えば、(2)段落の一文目は

traditionと書かれていますから、”past”が含まれる選択肢3が(2)段落の内容です。

次に、(3)段落ですが、
一文目は「challenge 難問」とだけ書かれていて、どんな難問か分らないので読み進めていきますと、三文目、四文目で「world economic slowdown 世界経済の減速」と書かれているので、選択肢1が(3)段落の内容ですね。

続いて、(4)段落ですが、
一文目に"money" "manage"が"hardship"と書いてあるので選択肢4が(4)段落の内容ですね。

もう答えは出ましたが(5)段落についても考えると、
"popular entertainment"と書いてあるので選択肢2が(5)段落の内容です。

ここまで段落の内容を考えてみると、6段落中半分は、オペラの現状の問題を指摘しています。ということで、文章のタイトルを答えさせるA問5の答えは

"difficulties"と書かれた選択肢3が答えですね。

以上、2回に渡って昨年度のセンター英語を概観してきましたが、今後の勉強方針に少しはお役に立てたでしょうか。

第二問までは知識を増やせば得点力は上がりますし、第三問以降で点数アップを目指すのならば過去問演習によって自分なりの解答法を確認しておいてくださいね。ご健闘をお祈りしています。

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