そんなしくじりがセンター試験を迎える方に少しでも役立てばと8年前を振り返ります。
・・・センター前日のしくじり・・・
11月末に東大模試シーズンが終わると、センター試験モードに一気に突入しました。センターにおけるしろくまの最大の弱点は数学でした。模試で数1Aは80点以上をとったことはありませんでしたし、まして数2Bは60点を越えることは夢のまた夢でした。
勿論対策はしていましたが、青チャートもその分厚さに挫折して、チョイスという薄い問題集をひたすら解き直していました。
そんなこんなで不安と焦りが入り混じる中、センター前日を迎え、そこで大きなしくじりをしてしまったのです。
何を思ったか、駿台の通称『青パック』に手を出してしまったんです。センターパックのなかでも難しいと噂される『青パック』に数学嫌いの文系生が安易に手を出した結末は容易に想像つきますね。
全然解けなかったんですよ汗
第一問目から、脇汗だらだらでした、こんなはずではないと。
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【しくじり先生】センター試験前日 |
焦りましたね。前日ですから。焦りすぎて、勉強していた図書館から出てしまったんです。「もうだめかも」とトボトボ帰り始めたんです。でも、これが逆によかったんですね。
歩いているうちに頭が段々整理されてきて、
『青パック』は難しいから出来なくても仕方ないかも、これまで勉強してこなかった訳ではないし、よし、家に帰ってこれまでやってきた事を確認しよう
とスイッチが切り替わったんです。
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教訓 1 |
しろくまの尊敬する代ゼミ世界史の諸岡浩太郎先生は、センター試験当日の休み時間に電車に乗って海を見に行ったとおっしゃっていました(おいおいそれは流石にやりすぎだろと思いますが)
さて、家に帰ってから、これまでにまとめてきた公式集を復習することにしました。確認していくと
このパターンが出たら解ける、これも解けるようになった
と自信が甦ってきました。
教訓 2 |
その結果、心地よい精神状態で本番を迎えることができました。
さて、センター試験当日の結果なのですが、数学1A100点、数2B80点の大金星でした。
前日は何かとテンパって新しい事に着手しがちですが、それはしくじりの第一歩かもしれません。まずは一旦冷静になって、やってきた事をひとつひとつ確認し自信をつけて本番に臨むことが大切ではないでしょうか。
みなさんも自分なりのセンター試験の迎え方を考えてみてくださいね。
しろくまのセンター試験前日のしくじり話は終わりです。
でも実はセンター当日にも信じられない出来事が起きて、しろくまは大いに戸惑ったのですが、それはまた別の機会(コチラ)にお話しします。
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5 件のコメント:
コメントありがとうございます。はじめまして、しろくまです。
ジョージさんの息子さんを思う心中をお察しいたします。
宿題を済ましていたこと、登校の3日前から塞ぎ込んでいたことから、息子さんの「行かなくてはいけないけれど、行きたくない」という葛藤を見て取ることができると思います。
初日に登校出来なかったことで息子さんは自分を責めているかもしれません。周りで見守るご家族の落胆も計りしれませんが、息子さんを責めず、励まさず、息子さんの気持ちに引き続き寄り添って頂きたく存じます。
今は悩み深い日々が続いていることと存じますが、いつの日か必ず素敵な思い出に変わります。
息子さんのご成長を引き続き温かく見守りください。
しろくま
Blogger ジョージ さんは書きました...
先日はありがとうございました。不安な時にとても嬉しかったです。
息子は…
高校二年生なのでこのまま休むと単位が心配だと担任から連絡が来ました。
スクールカウンセラーの方には先生が私に連絡した事を息子に伝える事は私からの登校刺激にはならないから話していいとアドバイスを頂いてますが、今は寝たきりで動画を観て、雑談も全くしない状況で伝えていいものでしょうか?
そっとしておきたい気持ちもありますが、将来を考えたら思い切って言った方がいいかもしれないと思い悩んでいます。
世間はセンター試験。来年の今頃は何しているだろうと思ってしまいます。
アドバイス頂けたら幸いです。
上記投稿間違えてしまって…申し訳ございません。
コメントありがとうございます。
単位が心配と担任から連絡があったのですね。それを本人に伝えるかで悩んでおられると。僕の両親もそういう悩みを抱いていたのだろうなあとしみじみ当時を振り返っていました。
結論から言いますと、カウンセラーさんのおっしゃる通り伝えてよいのではないでしょうか。というのも、本人もあとどれくらい休んだら単位を落としたり、進級できなくなってしまうのか、気になっているでしょうから。
そういった事実を伝えたうえで、今後どうしたいか一緒に考えたいというスタンスが大切だと思います。高校2年生といってもまだまだ成長の途中で、ストレスの対処の仕方も未熟な部分がありますから。不登校によってメインストリームから外れた挫折感をリカバリさせてあげられるのは周りの大人たちだと思います。
しかし同時に、現在は雑談もない状況とのことですから、何気ない挨拶など自然なコミュニケーションを通して、不登校を親子で協調して克服する関係性を少しずつ築いていくとよいのではないでしょうか。
レスをまた頂き恐縮です。
ありがとうございます。
食事中の小さな会話から、辛さはわかりきれないけど私たちは今は休む時と思っているという事と、心配した担任から単位の話があった事を伝えることができました。
今朝は自分から話しかけて来ました。少しですが好転しています。
しろくまさんのアドバイスで一歩前へ進む事ができました。
ありがとうございます。
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