2017/01/14

【ひきこもりから東大へ】センター2日目の「痛」日記を読返す

センター試験一日目お疲れさまでした。しっかり食べてしっかり休んでくださいね。
 
今日のうちに答え合わせをする人がいますが、一喜一憂するだけだと思うんです。その時間があるなら、明日に備えるために使った方がいいと思います。

さぁ、今日も受験生しろくまの日記を読み返してみましょう。センター試験二日目はどうだったでしょうか。
 

2008年1月20日センター2日目

数学がとれればいいなあー


やはり、鬼門は数学だったんですね。さて結果はどうだったでしょうか。
 

2008年1月20日センター2日目

数1A100点、数2B80点でした。811点。ギリ9割突破。正直うれしいす。東大後期は93%なのでムリかも。明日リサーチ出しにいきます。センターやって思ったこと。本番で点数を取ることは楽だが、それまでの勉強量や、精神的かっとうのプロセスはとても大変だった。よくやってきたと思う。 
英198、国174、数1A100、数2B80、世90、政経90、地学79


センター試験を終えたしろくまは家に帰って、新聞紙に載っていた解答速報で答え合わせをしました。心臓をバクバクさせながら。
 
結果は9割なんとか突破したようですね。代ゼミ古文の漆原先生から「センター9割とれた人はだいたい東大に受かっている」と聴かされていたので、そこを目標にしていました。達成できて嬉しかったのでしょう。

少し話はそれますが、センターリサーチはなるべく複数を出したほうがいいと思います。無料ですし、参加する集団人数がそれぞれ異なりますからね。しろくまは代ゼミ、駿台、河合の3つを出しました。今だと東進も加わりますかね。

それはさておき、今日の日記の中心は「精神的かっとうのプロセスが大変だった」その言葉に尽きるのではないでしょうか(かっとうが平仮名なのは少し格好が悪いですが)

なんとかしたいけど、なにもしたくない 
立ち直りたいけど、引きこもってもいたい 
自分を変えたいけど、変わりたくもない 
勉強したいけど、勉強したくもない


そんな相反する思いに少しずつ折り合いをつけてきた成果が、センター試験の点数に結びついたのだと思います。(葛藤に関する記事はコチラ
 
「よくやってきたと思う」その言葉からは一種の安堵感や達成感がみてとれます。

これで受験生しろくまのセンター試験のお話はおしまいです。
・・・
とイイ話で終わりたいところですが、この話には続きがあります。実際に東大二次試験はこれからの話ですからね。

実はセンター試験の次の日から、しろくまは全く勉強できなくなってしまうんです。安堵感から一種の燃え尽き症候群に陥ってしまったんですね。まだ燃え尽きるには早いと思うのですが。

勉強するやる気が起こらず、ゲーム(モンスターファーム2)に手を出してしまったんです笑(やる気に関する記事はコチラ
 
ふふっ、受験生しろくまの試練は続きます。それはまた別の機会にお話しします。
 

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5 件のコメント:

ジョージ さんのコメント...

久々の書き込みです。息子は1月から完全不登校。一回出かけたもののまた引きこもり私たちともまともに話さない日々です。今日帰宅したら若干リビングが荒れ、壁に穴があいていました。今は部屋にいます。このことについて追求するべきですよね?イライラのはけ口でしてしまった事は重々分かっているのですが知らんぷりもおかしいですよね?今まで私たちの前では暴れたりした事はなく驚きと共にどれだけ辛いのかとますます心配になりました。学校の方はどうにか進級できるように動いていますが明日から期末試験。受けられる兆しもないのでそれでストレスがピークなのかもしれないとも思います。よいアドバイを頂けましたらありがたいです。

もとひきこもりの精神科医 さんのコメント...

ジョージさん。
コメントありがとうございます。

お返事が遅れて申し訳ございません。ジョージさんがお考えのように「ストレスがピーク」で「イライラのはけ口でしてしまった事」なのだと思います。

ご本人の苦悩も、そばで見守るご家族の心配も、おつらいものと察しいたします。

対応としては、「追求」というよりは、むしろ、ご本人の苦労を自然に聴きだす、話してもらう雰囲気づくりが大事なのかなと思います。

しろくま

ジョージ さんのコメント...

返信頂いていたのに遅れてしまい申し訳御座いません。
壁の穴、その後は携帯の不具合からイライラしバキバキにするなどとても荒れましたが、携帯の時は怪我してないかを心配し追求はせずにおりました。なんで?と聞かれたところでイライラしていたから、ストレスがマックスだからとわかっているのにやはり追求するのは違うのではと考えたからです。しろくまさんのアドバイスを頂いて会話もままならなかったのですが毎晩夜中に食べる食事作りをし、足りなかったらあれも食べていいよ、などとメモを置き。最低限のコミュニケーションと思い続けました。
そうしているうち私たちとも顔を合わすようになり、床屋から外出スタート。その後私と外出もでき昨日は学校の単位についても話すことができました。
今朝はランニングに出かけ、友達に会いに行きました。
とても長く感じますが二ヶ月半。
復学よりも旅行に行きたいなど楽しい未来を語り始めたことにとても安心しております。
自分は自分でいいんだと思えて人生を楽しんでもらいたいと思っています。

このサイトで私も本当に苦しい時期を助けて頂きました。
しろくまさんにはとても感謝しております。

ありがとうございました。

もとひきこもりの精神科医 さんのコメント...

ジョージさん

お返事ありがとうございます。

息子さんはジョージさんとの会話もはじまり、再び外を向きつつあるのですね。

ジョージさんが粘り強く温かく見守られた結果だと思います。

どんな子でもモチベーションとエネルギーとサポートさえあれば、立ち直ることができると信じております。

成長の時期や速度はひとそれぞれで良いと思っています。

今後とも息子さんのご成長をお見守りいただければ幸いです。

しろくま

ジョージ さんのコメント...

お返事また頂き恐縮です。
こちらのサイトに出会って、とてもとても勇気付けられました。

息子もまだ道半ばです。
これからも拝見させて頂きます。
しろくまさんのような方の存在は不登校の子、そしてわたしを含めたそのお父さんお母さんにも勇気と希望を与えてくださると思います。
お忙しいとは存じますがこれからもお医者様としてそして経験された方として私たちのようなものに寄り添っていて頂ければと思います。

ありがとうございました��